2015年11月の一覧

たかが捻挫・・・?

皆さんこんにちわ。
当院前の小学校の桜の木も紅葉から落葉の時期を迎え、季節はちょっとずつ冬に近づきつつありますね。

ところで皆さん「ネンザ」ってご存知ですよね?
漢字で書くと「捻挫」です。
あまりに頻繁に目にするためか、来院いただいた患者さんに「ネンザですね」ってお話すると「なんだ、ネンザか。」位の反応をされる事が多いのですが、そもそもネンザって何ですかね?

正確にはネンザとは:捻挫(ねんざ)、または挫き(くじき)は、関節に関節の許容範囲を超えた動きが与えられた為におきる損傷の一つである。一般用語として多用されるが、医学用語としては更に損傷部位を限局し、○○靭帯損傷ということが多い。(例:右膝前十字靭帯損傷←膝の捻挫、右母指MP関節内側側副靭帯損傷←親指の第2関節の捻挫)(ウィキペディア https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8D%BB%E6%8C%AB)

つまりは靭帯や腱の損傷なわけです。当然、場合によってはギプス等による強固な固定を必要とすることもあります。
感覚的にちょっと擦りむいたのと同じ程度に考えておられる方が結構多いのですが、ちゃんと治療しないと非常に長く痛みを引きずることになる原因にもなりますし、時として骨折が隠れていることもありますので、決して「ネンザ」を甘く見ないでくださいね。

で、ネンザしちゃったら応急処置の後、接骨院か病院へ!

骨にヒビ?折れたほうが良かった⁉

以前からたまに耳にするウンチク(?)に、

「骨ってヒビよりポッキリ折れちゃったほうが早くキレイに治るよ!」

と言う話があります。ホントでしょうか?
ま、結論から言うと「ウソ」です。
どうしてこのような話が広まったのかわかりませんが、絶対にヒビ(正確には不全骨折と言います)のほうが早く治ります。

そもそも完全に折れてしまった骨の治療には折れた骨を元の位置に戻して(整復)固定(ギプス等)が必要なのですが、この整復操作が不要なだけでも患者さんへの負担はかなり軽く、受傷部位によっては固定も不要な事もある不全骨折は確実に早く治ります。

いったい誰が何を根拠にこんな事言いだしたのでしょうか?

もしあなたが不運にも不全骨折を負ってしまったときは「完全に折れるよりはラッキーだった」と思ってくださいね!

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